マンション購入となると真っ先にローンが思い浮かびますが、ローン以外にも
・税金
・ローン契約にかかる諸費用
・入居後の維持費
などさまざまな支払いがあります。

無事マンション契約できたのは嬉しいけど、結構手元のお金減っちゃったな。
金額も数百万円と大きいので、どうゆう支払いがあるのか把握しておくことが大切です。
でもマンション購入に必要なお金って実際何があるのかよく分からないですよね?
この記事では実際にマンション購入した経験をもとに「いつ、何に、いくらかかるのか?」
マンションを購入するために必要な費用を解説します。
・マンション購入に必要なお金
・マンション購入後にもかかるお金
・手付金?頭金?費用の内訳
入居までに支払う費用


私の物件を例にフローにしてみました。
諸費用の支払い。物件価格の3%〜5%程度。(3,000万円の物件で90万〜150万円)
またオプションの支払いもここで発生します。
引っ越し費用・家財道具代
諸費用の内訳


新築マンションの諸費用の目安:物件価格の3〜6%
中古マンションの諸費用の目安:物件価格の6〜9% ※仲介手数料(物件価格3%+6万円+消費税)



仲介手数料の支払いタイミングは不動産会社によって違うみたいなので、事前に確認しましょう。
諸費用の内訳は以下の通りです。
住宅ローンの諸費用:事務手数料、保証料、契約書の印紙税
登記費用:登録免許税
税金関連:固定資産税・都市計画税、不動産取得税、売買契約書の印紙税
諸費用は手付金から支払いができる
ここまで読むと「え?最初に手付金払って後で諸費用も支払うの?」と思われたかもしれませんが、諸費用は手付金から充当できます。
例えば、最初に支払った手付金が300万円で諸費用が150万円だった場合、手付金から諸費用を支払ってもらえます。(150万円残ります)
手付金は諸費用以外にも物件の売買代金やオプション代金にも充当できます。それでも余る場合は返金もしてもらえます。



手付金の使い道は不動産会社に確認しましょう!
手付金についてはこちらの記事でも詳しく説明してます。


頭金との違い
私も最初違いが分からず混乱したのですが、
手付金:契約時に支払うお金(支払わないと契約ができない)
頭金:毎月の支払額を減らすために個人が調整して支払うお金(支払いの義務はなし)



手付金が余ったら物件の売買代金に当てる人が多いので、頭金と混在しやすいみたいですね。
入居後にかかる費用


入居後にかかる費用はローン返済だけではありません。
・住宅ローン
・管理費・修繕積立金
・駐輪場・駐車場代
・町内会費(1年分一括払いもあり)
固定資産税
都市計画税
マンション維持費や年1回の固定資産性の支払いなど何かとお金はかかります。
管理費・修繕積立金についてはこちらの記事にも載せています。


まとめ
賃貸と違いマンション購入ではローン返済以外にも入居前、入居後に様々な支払いがあります。
・物件が決まったらすぐに支払う手付金
・入居前に諸費用の支払い(手付金から充当できる)
・入居後も維持費や税金など支払いがある
最初に手付金という大きな金額での支払いが発生するので、ある程度手元にお金が必要です。
手付金+1年〜1年半分の生活費くらいの貯蓄は必要かもしれません。
「じゃ、貯金が少ないとマンション買えないのか」というとそうゆうわけでもなく、諸費用もローンに含んで組めるオーバーローンと言った仕組みもあります。その分、月々の支払額が増えるので資金計画をしっかりした上で検討しましょう。
手付金は減額の交渉もできるようですので、どうしても指定の金額が支払えない場合は交渉するのも手段ですね。
マンション購入では「何にどのくらいかかるのか」を知った上で、マンション購入を検討していきましょう。