レオパレスといえば騒音で生活がしづらいイメージ。

私も会社の社宅でレオパレス生活を経験したことがありますが、入居する前は騒音問題が気になりました。
しかし実際入居してみると騒音より気になることがありました。
それはキッチンです。


レオパレスのキッチンはとにかく狭い。
調理スペースもないし、コンロも使いづらい。
家計のことを考えて自炊もしていたので、入居した頃はこのキッチンがグレードはかなりストレスでした。



自炊派の人はレオパレスを選ばない方がいいというのはここで断言しちゃいます。
でも、人それぞれ事情があるので、レオパレス生活を始める方もいらっしゃるでしょう。
そこで、今回はレオパレス住まい歴5年の私が、料理ができないと噂されるレオパレスのキッチンでも、料理をしやすくする方法をお伝えします。
・レオパレスのキッチングレード
・レオパレスで料理をしやすくするための工夫
・狭くてもできる快適なキッチン作り
レオパレスに限らず、お家のキッチンが狭くて悩んでいる方の参考にもなりますので、ぜひ読んでいただけたらうれしいです。
レオパレスで料理ができないと言われる理由
「料理ができない」というと大げさな表現になりますが、とにかくキッチンは狭いですし、使いづらいです。
ここではレオパレスのキッチンで料理ができないと言われる理由をまとめました。
調理場がない




写真を見ていただくと分かる通り、食材を切ったり、作業するスペースがありません。



シンクの上かコンロの上でまな板を敷いて作業をしています。
この方法だと
・シンクの上だと料理をしながら洗い物ができない
・コンロの上だとコンロを使いながら調理ができない
とても効率が悪いのです。
シンクが狭い


大きい鍋や複数の調理器具を使う場合はシンク周りが混雑して洗い物が溢れてしまいます。



調理をしながら洗えればいいのですが、キッチン自体が狭いのでそれも難しいです。
また洗った調理器具をおくスペースもありません。
シンクに洗い物が全て入らない場合もあるので、一度に全て洗えません。
第一弾、洗ったら水に流す、第二弾、洗ったら水に流すというとても非効率なやり方をしています。
とにかくコンロが使いづらい


一見IHに見えるこのコンロですが、実は「ラジエントヒーター」と言って電気を使って熱を発生させて放射熱で温めるコンロで、IHとは別物です。
・火力が弱い
・火加減が難しい
・コンロの熱が下がるまで時間がかかる
火力が弱い
IHと比べると火力が弱く、鍋やフライパンが加熱されるまでに時間がかかります。
特に水が沸騰するまで時間がかかります。
火力マックスで10分以上使用するとコンロの耐熱をオーバーするのか勝手に電源がきれてしまいます。
そうなると中火で調理するしかなくなるので余計に時間がかかります。



せっかちさんには耐えられないです。
火加減が難しい
火力が弱いので、最初は火力マックスで調理するのですが、そうすると焦げやすく、中火で調理するとフライパンが温まらず、食材も全然焼けません。



最近やっと火加減がうまく調整できるようになりました。
料理初心者がラジエントヒーター式のコンロだと失敗しやすいかもしれませんね。
コンロの熱が下がるまで時間がかかる
使い終わって電源を切ってもコンロが熱い状態がしばらく続きます。
使用後に物を置けないのはIHコンロでも同じですが、熱い状態がキープされるので完成した料理をフライパンに置いておくとあっという間に焦げてしまいます。
レオパレスでも快適に料理をするための工夫
「狭い・使いづらい」レオパレスのキッチン。
良いところがないように見えますが、それでも「調理方法・調理器具・収納」を工夫をすればグッと料理がしやすくなります。
- なるべくコンロは使わず、他の調理家電を使う
- キッチンバサミを使う
- フライパンは取っ手が取れるものを選ぶ
- プチDIYで収納スペースを増やす
なるべくコンロは使わず、他の調理家電を使う
コンロが使いづらくストレスを感じるので、他の家電で料理できるのであれば活用しましょう。
レオパレスは電子レンジが備えつけられてます。


野菜を茹でるなら電子レンジでもできます。



洗い物も減らせますし、茹でるより栄養分が水に溶けださないので、一石二鳥です。
意外と便利なのがゆで卵調理器。
最初はいらないと思いましたが、レオパレスで卵1個だけ茹でるのも時間がかかります。
ゆで卵調理器を使えばすぐにゆで卵ができあがります。



黄身の硬さも調整できるので1個あると重宝します。
キッチンバサミを使う
調理場所がないのでキッチンバサミを使うのも方法です。



食材を切りながらフライパンや鍋に入れてしまえば、洗い物も減らせますよ。
カット野菜を使えばさらに時短にもなります。
フライパンは取っ手が取れるものを選ぶ
キッチンが狭いので収納スペースも広くありません。



なるべく調理器具や食器の数は減らす必要があります。
フライパンや鍋はとってが取れるタイプだとかさばらず収納できるので、調理器具を選ぶ時の参考にしてくださいね。
プチDIYで収納スペースを増やす
収納スペースは広くないですが、デッドスペースや収納ラックを使えば一人暮らしには十分なスペースを確保することができます。
・伸縮性の収納ラック
・突っ張り棒
・ワイヤーネット
レオパレスのような狭いキッチンにはプチDIYをすれば、使いやすくなりますよ。



私がどんなプチDIYをしているかは次で詳しくお伝えします。
レオパレスでも快適に料理ができるキッチンづくりの方法
実際にレオパレスのような極狭キッチンを利用するために、私が実際にやっているキッチンづくりを紹介します。
シンク下は伸縮性ラックで収納スペースを確保


シンク下の収納は狭いので伸縮性の収納ラックを使っています。
・収納量が増やせる
・見た目がスッキリする
・物の出し入れがしやすくなる



見た目が美しいのは気分もいいですね。
突っ張り棒を使ってデッドスペースを活用


収納スペースは限られてるものの、デッドスペースはあるので、これらの空間を有効活用すればさらに収納スペースを増やせます。



私はシンク上に突っ張り棒で棚を作ってラップやキッチンペーパーを置いています。
ワイヤーネットで小物を収納


ワイヤーネットを使えば、吊るす収納や小物を収納するためのスペースができあがります。



写真に写っているのは全て100均で揃えました。
狭いキッチンで生活する時の心構え
何かとストレスを感じやすい狭いキッチン。
調理方法や収納で工夫できることをお伝えしてきましたが、レオパレスのような狭いキッチンで生活をしていく時の心構えをまとめました。
自炊をしないという選択肢
しないとまではいかなくとも回数を減らしてキッチンに立つ時間を減らすというのも一つの方法です。
自炊しないとなると外食やコンビニ弁当が浮かぶと思いますが、ここでおすすめしたいのが宅食です。
・料理の手間が省ける
・献立を考えなくていい
・栄養バランスがバッチリ
時短できて、栄養バランスの取れた食事ができるのは忙しい一人暮らしの頼もしい味方になってくれます。


とにかく物を減らす
キッチンを快適に使うためには余計な調理器具を持たないことが大切です。
少しでも使っていない調理器具やお皿があれば売るなり捨てるなり手放しちゃいましょう。
スペースを確保することが小さなキッチンで生活を送る上での大前提です。
効率的に調理をする
狭いキッチンだと洗い物をしながら調理をしたり、2つの料理を同時進行で作るのが難しいです。
だからこそ、狭いキッチンで調理をする場合は、いかに効率的に料理をするかあらかじめ決めておくことが大切です。
- 野菜は作る料理に合わせて最初にまとめて切っておく
- 味付けの薄い料理からしてフライパンを毎回洗わないようにする
- 日持ちする料理を作ってキッチンに立つ時間を減らす



誰にでも取り入れやすい方法だと思うので、ぜひ試してみて下さい。
レオパレスの狭いキッチンでも工夫次第で快適に
レオパレスのキッチンは
・調理場がない
・シンクが狭い
・とにかくコンロが使いづらい
という理由で料理がしづらくストレスを感じやすいです。
でも、調理方法や収納を工夫すれば意外と狭いキッチンでも快適に料理をすることができます。
お金に余裕がある場合は宅食を利用して自炊の頻度を減らすのも一つの方法です。



宅食は時短&バランスの良い美味しい食事が取れるので、一人暮らしでも利用する価値はあります。
狭いながらでも工夫次第で狭いキッチンでも生活していくことはできます。
自分に取り入れられる方法から試してみて、快適なレオパレス生活を送って下さいね。