アラサー独身が新築の大規模マンションを選んだ理由|中古を選ばなかった訳とは?

マンション購入を考え始めると

新築がいいの?中古がいいの?

独身はコンパクトマンションがいいよね?」といろんな疑問が生まれます。

これらの疑問点についてはその時の不動産情勢や人それぞれマンション購入において何を重視するか違うので、一概にどっちがいいとは言い切れません。

そんな中で私は新築の大規模マンションを購入しました。

これは決して見栄をはりたいとかそうゆうわけではなく、「新築or中古」「大規模orコンパクト」どっちがいいのか調べた結果、新築の大規模マンションの購入に至りました。

今回は、

「新築マンションVS中古マンション」

「大規模マンションVSコンパクトマンション」

のメリット・デメリットをまとめた上で、なぜアラサー独身が新築の大規模マンションを購入したのかという理由をお伝えします。

マンションを選びの参考になれば嬉しいです。

この記事の内容はこれで集めました!

目次

新築マンションvs中古マンション

merit demerit

私が色々と物件を見て感じた、新築マンションと中古マンションのメリット・デメリットをお伝えします。

スクロールできます
新築マンション中古マンション
メリット・外観や内装が綺麗でおしゃれ

・設備が最新、共同施設も充実

・諸費用が抑えられる
(購入価格の3%〜5%)

・物件の条件によりローンの金利優遇あり
・実際の部屋や居住者、 マンションの
管理状況が確認ができる

・新築より広い作り

・購入後の下落幅が小さい

・物件数が多い
デメリット・ほぼ青田買い状態

・購入後の下落幅が大きい
(購入すると10〜20%は落ちる)

・中古物件に比べるとやや狭い作り
・内装や設備が古い

・諸費用が高い(購入価格の6%〜9%)

・住宅ローン控除が新築に比べると
条件があり、控除される額も少ない

新築マンションはやや狭い作り

物価高よる建築資材の高騰もあって、中古物件に比べると新築物件はやや狭い作りです。

特にわかりやすいのが洋室で、中古は狭くて5畳、だいたい6畳〜7畳の部屋がありますが、新築は広くて6畳、4畳〜5畳が主流というマンションが多かったです。

外観や設備は新築に勝るものなし

新築はとにかく綺麗ですし、部屋や設備には最新のものやトレンドを取り入れてます。

在宅ワークが普及したので、部屋に仕事用のスペースがある物件や、共同設備にライブラリーラウンジがあるような物件もありました。

中古マンションの最大のメリット

やはり実際の部屋を確認できるのは安心です。

部屋以外にも管理状況や居住者もチェックできるので、入居後のギャップも抑えられます。

新築でも物件が完成していた場合は、実物を見学することはできます。

中古マンションの方が安いは疑うべし!

物件自体の価格は中古が安いです。ただ中古は仲介手数料がかかるので、諸費用は高くなります

さらにリフォームをする場合はリフォーム代もかかります。結局トータルの金額は新築とそこまで変わりません。

仲介手数料は交渉次第で下げてもらうこともできるみたいですが、仲介手数料は売主と買主の間に入って面倒な事務手続きを代行してくれるので、その対価です。

みおはち

値下げ交渉する際には不動産会社に失礼のないようにしたいですね

仲介手数料を0円にしてくれる仲介業者もあるので、こういったサービスを利用するのも方法ですね!

新築マンション・中古マンションに向いてる人

メリット・デメリット踏まえて、新築マンション、中古マンションに向いている人をまとめました。

新築マンションが向いてる人

・少し狭くても、綺麗で設備は最新がいい

・部屋の状態を細かくチェックするのはめんどう

・諸費用は抑えたい

・実際の部屋や居住者が確認できなくても大丈夫!

・リフォーム会社を手配したりするのが億劫

中古マンションが向いてる人

・実際の部屋をチェックしたい

・どんな人が住んでいるのかしっかり確認した上で購入したい

・少し古さがあっても広い物件がいい

・自分のライフスタイルに合わせてリフォームしたい

・外観の古さはそこまで気にならない

こうやってみてると新築マンションのは初心者向きなのかなと思います。

初心者というと不思議な例えですが、中古は、内装や水回り、匂いやカビ、マンションの管理状態など新築に比べて確認することが多いです。

リフォームする場合は入居までにリフォーム会社の手配や打ち合わせ等しないといけないので、スケジュールもなかなかハードです。

一方、新築は内装や設備はもちろん綺麗なので中古ほど細かいチェックは不要ですし、入居までにやらなければいけないのはローン審査とオプション選びくらいなので、中古ほど慌ただしさはなさそうです。

新築マンションを選んだ理由

私が新築マンションを選んだ理由は、

・新築も中古もそこまで金額に差がなかった

・外観の高級感・おしゃれさ

・ペット可が当たり前

築浅の中古は条件によっては新築より高い

新築マンションの見学会と並行して中古マンションも以下の条件で見ていました。

中古マンションの条件

・築20年以内

・駅から徒歩15分以内

・1LDKor2LDK

・ペット可

・収納充実

・北向き以外

築浅、駅から10分以内の物件は新築マンションより高い物件もありました。

であれば、新築マンションを買った方がいいなと思いました。

外観の綺麗さ

中古でそこそこ広い物件だと、私の購入できるのは築40年〜50年ものばかりでした。

フルリノベーションされていれば内装は綺麗ですが、外観の古さが気になりました。

「外観なんてそこまで気にしなくても大丈夫じゃない?」と思われるかもしれませんが、家路についてまず最初に目にするのは部屋より先に外観です。

みおはち

外観もマンション選びには大事な要素だなと思います!

中古はペット不可物件が多い

最近の物件はペット可が当たり前ですが、昔の物件はペット不可が多いようで、せっかくいいなと思える中古物件をみつけてもペット不可であきらめざるを得ませんでした。

大規模マンションvsコンパクトマンション

まずはそれぞれのメリット・デメリットをまとめます。

スクロールできます
ファミリータイプコンパクトタイプ
メリット・住環境が良い

・管理費/修繕積立金が安い

・価値が落ちにくい

・共同施設が充実
・駅近/利便性が高い

・物件の価格が安い

・角部屋率が高い

・同じライフスタイルの人が多い
デメリット・様々な世帯がいることでの生活音

・駅から少し離れてる物件が多い
・管理・修繕積立金が高い

・管理人が常駐していない物件が多い

・囲まれている感を感じやすい
みおはち

自分の求める条件でどっちが良いのか選びます。

管理費・修繕積立金に差がでる

一番驚いたのが、大規模マンションとコンパクトマンションの管理費・修繕積立金の差です。

大規模マンションの方が世帯数が多いのでコンパクトマンションより安いです。

見学した物件で比べてみても1万弱くらい違いました。管理費・修繕積立金は築年数が経つと上がるので、その値上がり率もコンパクトマンションは高かったです。

物件自体の価格はコンパクトマンションが安いですが、管理費・修繕積立金を含めると月々の支払いはそこまで変わりませんでした。

みおはち

管理費・修繕積立金で3万円以上の物件は注意です!内容を確認しましょう。

ちなみに大規模マンションの場合、1LDK居住者の負担額は2LDK・3LDKよりも安いので、それで共同施設が使えるのはちょっとラッキーですよね笑

マニアック情報

駐車場の様式で金額の値上がり率は違いました。

立体式は時間が経過すれば老朽化によるメンテナンスが必要になります。後々の値上がりが平置き式の物件に比べる立体式の物件の方が高かったです。

シングルは車持ちは少ないと思うので、駐車場のメンテナンス用で積立金が重むのは痛手です。

利便性のコンパクトマンション・住環境の大規模マンション

コンパクトタイプは大規模タイプのような広い敷地は不要なので、割と駅近物件が多いです。利便性は高いですが、駅前に駅ビルやスーパーがないと、家までの道のりで買い物できず、少し不便に感じるかもしれません。

一方、大規模タイプはそれなりの広い敷地が必要なのと、スーパーや商業施設、近くに自然公園があるなど住環境を重視している傾向があり、駅からはやや離れ気味です。

商業施設や自然公園が近くにあって駅も近いという物件はなかなかないのが実状で、どっちかに偏っている傾向があります。

大規模マンションの方が資産性が保たれやすい?

マンションの資産性を保つのに管理体制はとても大切です。理由としては管理がしっかりしていれば、マンションも綺麗に保たれますし、資産価値も保持できるからです。

マンションの管理体制には以下の4つがあります。

マンションの管理体制

常駐:管理人が住み込むタイプ。コストがかかるので大規模ファミリーマンションに多い

日勤:管理会社から派遣される勤務タイプ。夜はいない

巡回:決まった時間のみやってくるタイプの管理。

自主管理:管理会社にお願いするのではなく、住居者で管理をしていく

管理人が常駐している大規模マンションは行き届いた管理がされ、資産性が保たれやすいです。コストがかかるので世帯数の少ないコンパクトマンションでは常駐タイプはあまりみられません。

管理体制がどのタイプであろうと管理が行き届いていることが大前提なので、コンパクトタイプでも管理体制がしっかりしていれば資産価値に影響はないでしょう。逆に常駐でも管理会社がずさんな対応をしていたらファミリータイプでも安心はできません。

管理費の負担を減らすために、住民間で話し合い、自主管理にしてしまうマンションもあるようです。自主管理は住民の負担が多いので、管理会社のような管理は難しいと思います。将来の資産価値を考えたら自主管理の物件は避けたほうが賢明です。

コンパクトマンションの方が騒音トラブルは少ない?

コンパクトマンションに住むのは働き世代のシングルかDINKSが多いので、日中は仕事で不在などライフスタイルが同じ傾向にあります。

ライフスタイルの違いによる生活音の騒音トラブルはコンパクトマンションの方が少なそうですね。

これは居住者のモラルにもよるところなので、断言はできないですが…

一方で多様な世帯がいる安心感を大規模マンションでは得られます。

「ファミリーマンションにシングルが住んでると浮くのでは?」と気になる人もいるようですが、今のご時世、そこまで気にする人はいないと思いますし、世帯数が多いマンションなら尚更分からないでしょう。

みおはち

ここについては入居してみて、実際どうだったかをお伝えしていきますね!

大規模マンションを選んだ理由

・管理費/修繕積立金が抑えられる

・生活のしやすさ重視

・さまざまな世帯がいる安心感

・理事会が回ってくる回数が少ない

管理費/修繕積立金は数年単位で値上がりしていくので、最初でいかに安く済むかが重要でした。

私自身が在宅ワークなので、駅近の利便性より生活環境を重視していました。

あまり静かすぎるより、多少住んでいる人の声や音が聴こえる方が安心できますし、住んでいる人が多いと、それだけ人の目があるので防犯面でもさまざまな世帯がいる大規模マンションの方がいいなと思いました。

マンション選びに大切なこと

マンション購入において、どうゆうマンションを選ぶにしてもメリット・デメリットはつきものです。

何を重要視しているか

何をメリットに感じるか

で、マンションを選んでいくのが大切だと思います。

また、独身のマンション購入は資産価値の高いマンションを選ぶことが重要と言われています。

マンションの選び方、大切なことはこちらの記事にもまとめているので、よければ読んでみて下さい。

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