私はアラサー独身で新築マンションを購入しました。
もし周りに独身でマンションを買おうとしている人がいたらどう思われますか?
きっと、
「独身でマンション買って大丈夫なの?一生一人で生きていくの?」
「買った途端、結婚や転勤になったらどうするの?」
「購入はお金がかかるしリスクもあるから独身は賃貸でいいのでは?」
こう思われるんじゃないでしょうか。
なんなら全力で止めるかもしれませんね笑
私もまさにそうで、「この歳でマンションを買うなんて」と思っていましたが、将来のことについて真剣に考えるようになり、マンション購入という一つの選択肢が頭の中をよぎるようになりました。
それから、書籍やネットを読み、不動産のカウンターにも足を運んで、「独身のマンション購入」について知っていくうちに少しづつ不安が解消され、マンション購入を決断しました。
この記事ではアラサーというライフステージの変化が多い記事にマンション購入を決断した経緯をお伝えします。
マンション購入を検討しているけど、今一歩踏み出せない方の参考になれば嬉しいです。
マンション購入の情報収集はどうする?

マンション購入を考え始めたきっかけ

1年半の転勤生活を終えて
1年半ほど転勤しておりまして、転勤期間が終わり横浜にある会社の社宅で暮らすことに。会社補助で家賃もだいぶお安く(光熱費込み)住むことができました。
補助の期限は5年と決まっていて、それを過ぎても、通常の家賃を払えば住み続けることもできます。
ただ正直、正規の家賃を払ってまで住むつもりはありませんでした。
社宅についての話はこちらにも記事にしてますので、よかったらご覧ください↓

「お金を貯める期間」にして社宅の期限が満了したら、引っ越しするつもりでした。

当時はそこまで待たずして結婚するでしょ!と思ってました
波に乗って婚活を始めるも失敗
30代が目前となり、周りも結婚、出産ラッシュ。
「このままフラフラしてたらまずい。私も波に乗らなければ!」と、思い切って婚活を始めました。
こんな感じでほぼ勢いではじめた婚活なので、上手くいくはずもなく…
詳しくは割愛しますが、結婚を目的として活動している自分に違和感を感じてしまい、1年くらい活動したのですが、やめてしまいました。



結婚に対しての気持ちを見直すいい機会になりました笑
もし一生独身だったら、老後は3700万必要!?


もし本当に一人で生きていくことになったら、「将来に備えて色々考えないと!」と思い、手始めに老後に必要な資金を調べてみました。
私が見つけたサイトでは女性で生涯独身だった場合、老後必要な資金はなんと約3,700万とありました!
出典元:セゾンのくらし大研究
ちなみにこの金額は賃貸に住み続けた場合の算出なので、持ち家がある場合は1,900万円と言われているようです。
老後2,000万円問題の金額って持ち家ありきの金額なんだなと思いました。
厚生労働省の調査によると
令和2年度の女性の平均年金月額は平均10万3808円。
フリーランスの場合は平均5万4112円。



とても年金だけで生活はしていけないです。
持ち家という選択肢
東京の家賃の高さ


昔からチラシやネットでいろんな物件を見て妄想に浸ることが好きで笑
引っ越す予定はないのにまめに物件情報は見ていました。次は都内に引っ越したいなと思っていたので、自分の希望条件で都内の賃貸物件をよく見ていました。
築15年以内の1LDK
30平米以上
駅から徒歩15分
2階以上
2コンロ以上
トイレ・バス別
独立洗面台
ペット可
エリアにもよりますが、この条件で大体12万〜15万(管理費別)。



ペット可というのが大きいのかもしれません



しかも賃貸でペット可って人気でなかなか出ないんだよね
家賃はもったいない
興味本意で賃貸と同じ条件で中古の分譲マンションで月々いくらなのか、調べてみました。
築年数は関係なく、リフォーム済み物件で調べました。
ローンの組み方にもよりますが、月10万(管理・修繕費込)程度の物件もありました。正直驚きました。
賃貸の場合、9万円の家賃を35年払い続けたら3,780万円。
いかに生涯で住居費に支払うお金が多いかがわかります。



こんなにたくさんのお金を払っているのに自分のものにならないなんて!
だんだん「家賃を払うことが勿体無いのでは?」と思うようになりました。
持ち家は資産にできますし、売ることや貸すこともできます。
ここから、マンション購入をかなり意識するようになりました。
とは言っても、「ローン=借金」ですし、賃貸とは違い諸費用や毎年税金の支払いがあります。
その他にも不安要素もあるのでそれを払拭しないと踏み切れないなと思い、情報収集を開始しました。
手っ取り早く効率的に情報を集めるなら


独身のアラサーがマンション買って大丈夫なの?
独身女性がマンション購入するのはまだまだマイノリティー。理由としてはリスクや不安要素がつきものだからです。
例えば
周りに結婚を諦めたと思われてしまう?
予想もしない出来事で転居しなければならなくなったら?
いざ手放すときに売れなくて「負債」になったらどうする?
マンション購入に向けて、これらの不安要素を取り除くべく、集めた情報をまとめました。
女性のマンション購入率は年々増えている
SUUMOで独自に行った調査によると2014年から2016年の3年間で2.6倍となっています。
最新のデータではないのですが、5年ほど経っているのでさらに購入率は高まっているのではないかと予想されます。


出典:SUUMO「独身女性のマンション購入が増えているってホント?データから見る最新事情」



女性がマンション購入にふみきった主な理由をまとめてみました。
・老後の安心のため
・資産として運用できる
・家賃や更新料が勿体無い
・快適で安全に暮らせる家が欲しい
・毎月の返済が家賃と同じなので買えると思った
・分譲マンションの方が設備仕様がいいため
資産性の高いマンションを選べば、想定外にも対応できる


独身のマンション購入について調べている中で「家活」という言葉を知りました。
売りやすい、貸しやすい、資産性の高いマンションを見極めて購入することをいいます。
もはや結婚して家庭を持ってから安定した住まいを探す、という時代ではありません。
結婚し安定した暮らしを得られるのは、後何年後でしょう。
(中略)
人生が長期化する中で、住まいのことを悩まずに、老後の暮らしをより豊かで安定したものにするには、
独身時代の今こそ「持ち家」を探すべきなのです。
『家活™』専門サイト
資産価値の高いマンションの条件をいくつか挙げると…
・最寄駅から近い
・周辺環境の利便性
・安全性の高さ
・眺望の良さ
・管理体制がしっかりしているか
・日当たりがいいか
将来を考えたときに少しでも結婚、転勤などの可能性があるのなら、上記の条件を意識してマンション選びをすることで、突然の変化にも柔軟に対応できるように備えることが大切です。
資産価値の高いマンションがどうゆうものなのか知りたい
\マンション選びで損をしないために/
- マンションを購入した人のリアルエピソードを知れる
- 会員20万人のビックデータを元に独自に算出された「儲かる確率」
- 気になるマンションの資料請求もできる
単身向けのマンション需要が高まる?
女性のマンション購入率の増加と家活を知り、自分の常識の中ではなかったことだったので目から鱗でした。
実際に物件をみていても1LDK/2LDKのみのコンパクトマンションや1LDK〜4LDKが混合タイプの大規模マンションもどんどん建設されています。
また今の日本は、
・未婚率の増加
・3組に1組が離婚
・平均寿命の上昇
これらの要因から「一人で過ごす時間が増える」と言われているようです。
となると、マンション市場では単身のニーズは増えるので、自分用にマンションを持っておけば、将来手放す時に損をすることはないのかなと思いました。
先の見えないこの時代、家は自分を守ってくれる
マンションを購入したきっかけをまとめると以下の通りです。
・生涯かかる住居費の高さに驚き、自分のものにならないのに、家賃を払うのがもったいない
・マンションを購入する独身世帯は増えていて、「家活」という言葉もある
・資産性の高いマンション選べば、ライフステージの変化に柔軟に対応できる
以前は、「単身で家を買う=一人で生きていく覚悟」というイメージがありましたが、時代は変わりつつあります。
「先の見えないこの時代、家だけは変わらずあなたを守ってくれる」
若干言葉は違えど、私が読んだどの書籍にも必ずこう言った文章がありました。


本当に人生って何が起こるかわからないですし、思い通りになりません。
そうなった時に「家」は頼もしい存在なのかもしれません。
もちろん家を買えば絶対安心という訳ではないですし、後悔することもあるかもしれません。
ただ、将来するかしないか分からない後悔で悩むより、
「まずはマンション購入に向けて動いてみよう!それから買うか買わないか納得できる答えを出してみよう」
そんな気持ちで私の家活はスタートします。
マンション購入についての記事はこちらにまとめていますので、ご覧ください。