マンション購入を制するには最初の情報収集が何よりも大切です。
独身でマンション購入を検討していれば、決断するのは全て自分です。マンション購入についての知識が薄いままでモデルルーム見学に行き、購入した後にこんなはずじゃなかったと後悔なんてことも…
マンション購入は夢がありますが、現実をみて地に足つけて物件探しをしていく必要があります。
この記事では独身でマンションを購入を考え始めた時に読んでほしい本を3選紹介します。
独身でマンションを購入することのメリット・デメリットを理解した上で、マンション購入の参考になれば嬉しいです。
そもそも本で情報を集めることが必要?

「わざわざ本なんて読まなくても、ネットで調べて情報を集めて物件を見にいけばいいんじゃないの?」
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
ネットは情報量が多いですし、ほしい情報もすぐ見つけられるので、便利です。
一方でその情報量の多さゆえ、本当に正しい情報なのか読み手には判断が難しいです。
本の場合は、作者または内容に権威性、信憑性がないとそもそも世の中に出回ることはありません。
情報の信頼性と言った意味では本を読んで知識をつけることが必要だと私は思います。
独身こそ自宅マンションを買いなさい

作者について
スタイルアクト株式会社の代表取締役。独身のマンション購入について提唱している第一人者です。
独自の計算方法でマンションの適正価格や売却した時の儲かる率を確認できる20万人が会員登録している「住まいサーフィン」も運営。
独身が購入すべきマンション詳しく解説
「資産性とは?」「資産性の高いマンションとは?」といった独身のマンション選びで一番大切な資産性の話や「資産性の高いマンションを買うとどういったメリットがあるのか?」「逆にどんなマンションを購入するとまずいのか?」マンション選びの目利きを説明してくれています。
独身が家を購入するリスクとして挙げられているのが、将来の世帯数の変化です。
「特に結婚したらマンションは足かせになるのでは?」と思われますが、その常識を覆すような話をされています。
しかもその話も常識ハズレではなく、至極真っ当なので、納得して読み進められます。
投資の知識がないと読み進めるのが難しい
マンション購入を投資に例えたりする表現があるので、利回りやレバレッジなど投資の言葉を知らないと読み進めるのが難しいかもしれません。
詳しく知っている必要はないですが、株式投資や不動産投資がどうゆうものなのか理解してから読むと理解度も高まります。
普遍性には欠けてしまう
本文では、港区・千代田区・文京区や品川といった資産性の高いエリアで、新築(もしくは築浅)の物件の50㎡以上のマンションを買うように推奨されているのですが、独身でこのレベルのマンションを買えるのはかなり限られていると思います。
私も自分には当てはまらないので「マンション購入は無理なのかも」と思ってしまったのですが、読み進めていくと、マンションの目利きや独身者が家を購入することのメリットやリスクも解説してくれてるので、参考になります。
富女子の「家活」論
作者について
株式会社アイディアル代表取締役社長。
大手不動産会社での経験を得て、不動産コンサルタントとして顧客の「理想的な住まい作り」をサポート。特に20代〜30代の女性向けに不動産購入についてのセミナーも意欲的に開催。
独身女性が家を買うべき理由を提唱
婚活でもなく、転職でもなく、投資でもなく、おひとりさま女子は「家を買うべき」と本書では提唱しています。
先行きの見えない、変化の多い現代で、唯一ゆるがず自分を守ってくれる存在として「不動産」つまり「家を買うこと」の意義をわかりやすく説明してくれています。
「貯金がもう少し溜まってからでいいか」「結婚してからでいいよね」とマンション購入を先送りしている方には一度読んでいただきたいです。
独身女性がマンション購入に必要な知識を徹底解説
本のタイトルの通り、女性がマンションを購入するときに必要な知識をわかりやすく説明してくれています。
本書では主に中古マンションの購入について述べられています。
中古マンションを選ぶときの注意点や、物件情報の集め方についても述べられています。
【購入後に結婚も!】独身家持ち女性のリアルエピソード
年齢も年収も境遇もバラバラな5人の女性のマンション購入のリアルエピソードがまとめられています。
皆さん「家賃が勿体無い」「安心して生活したい」というきっかけでマンションを購入されています。驚いたのはマンション購入後に結婚した方も数名いらっしゃること。
実際に生活してどうだったかも描かれているのでリアルな話を知りたい方にはオススメです。
35歳、働き女子よ城を持て!
作者について
作家をしている高殿さんは、ご自身も関西にご自宅をお持ちで昔から物件を見るのが大好きな物件マニア。不動産の専門家という訳ではありませんが、だからこそ読者の目線に立って、わかりやすくマンション購入について書かれています。
年収300万でもマンション購入はできる
本書はフリーランスで働く年収300万円女性に筆者の高殿さんが密着して、「興味はあるけどまだ踏み切れていない状態」から都内にマンションを買うまでのストーリーが描かれています。
「年収300万円以上でどのくらいのスペックの家が変えるのか?」リサーチ方法やマンションの選び方
「フリーランスに厳しいと言われるローン審査をどうやって通過したのか?」ローン審査についてもわかりやすく説明してくれています。
ちなみにこの女性はあの目黒でマンションを購入しています。
マンション購入のイロハが分かる
作家ということもあり顔が広く、取材力も持ち合わせている高殿さんだからこそ引き出せたマンション探しで大切なこと、ネットでは得られないような不動産の裏話まで載っています。
・プロが教えるマンションのチェックポイント
・不動産サイトの裏側
・効率よく理想のマンションを探すコツ
など、マンション購入を検討している人にとってはほしい情報が盛りだくさんです。
マンション購入の過程がリアルに伝わる
本書で登場する女性は最初はマンション購入に少し興味がある程度でしたが、いろんな物件をみたりマンション購入の知識をつけていく中で購入意欲が高まり、理想の物件を見つけて購入されています。
マンション購入での決断や葛藤がリアルに載っているので、マンション購入がどうゆうものなのかぼんやりしている方には読んでいただきたいと思います。
持ち家女子はじめます
作者について
石岡茜さんは女性向けに不動産を販売している「ことりの不動産」を経営されています。
たくさんの女性に「どんな毎日を過ごしたいですか?」という観点から家探しをサポート。

メディアやコラムでも取り上げられています。
女性にとって家探しで大切なことが随所にちりばめられている
・家を持つということは、ただ資産を持つということではない
・女性はどういった目線で家選びをするべきか
・買う目的を明確にしてそのために必要な家探しのルールがわかる
・どんな人生を歩みたいかで選ぶ家も変わる
結婚・出産・転勤など女性はライフスタイルの変化を大きく受けます。
その上で大切な家探しのヒントが詰まっています。
「家を買わないリスク」も考えるべき
今だに女性が家を買うということはマイノリティーですし、リスクととらえる人もいます。
でも「買わないリスク」を考えたことはありますか?
私も情報収集していく中でリスクについては調べたことはありますが、「買わないリスク」は考えたことはなかったので目から鱗でした。
家と向き合うことは「幸せを引き寄せる」ということ
家を買うということは、その過程の中で「自分の将来について」「お金について」真剣に考えるようになります。
それは誰かに幸せにしてもらうのではなく、自分で自分を幸せにすること、行動するきっかけを与えてくれること。本書では、家をかったことで人生も激変させた女性のエピソードものっています。



私もお金の勉強や副業を始めたり、将来のことを考えて行動することが増えました。
正しい知識を身につけてマンション探しを
今回紹介したのは、私がマンション購入を検討し始めた時に読んだ中でオススメの本です。
独身のマンション購入について書かれている本がこれだけあるのにびっくりです。
私のブログではマンション購入についても記事にしているのですが、その情報は今回紹介した本から得ているものもあります。
ただ本は出版された時期によって情報が古いものがあったりするので、そこはご注意下さい。
マンション購入を前向きに検討したくて、もっと詳しく知りたいという方は不動産会社が運営している個別相談に行ってみるものオススメです。不動産の情勢など最新の情報を入手することができます。
私はスーモカウンターの個別相談で、マンション購入についての情報収集を行いました。
利用してみての感想をこちらの記事にまとめているので気になる方はどうぞ!

