一人暮らしを始める前に、必ずやらなければならないのが荷造りです。でも、荷造りは誰にとっても大変な作業であり、「めんどくさい」と感じてしまうものです。
特に一人暮らしは基本的に全て一人でやるケースが多いと思うので、さらに億劫になってしまいますよね。
この記事では引っ越し経験3回の私が、ついつい後回しにしてしまいがちな荷造りを少しでもスムーズにできるよう、手順とコツをまとめました。
・どのくらい前から荷造りを始めたら良いのか?
・荷造りをする順番って?
・荷造りをするときのコツ
・荷解きのコツ
引っ越しが決まったら準備すること、やることはこちらの記事にまとめています。

今回は引っ越しの荷造りについてより詳しくまとめましたので、ぜひ読んでいただき、スムーズな引っ越しをして下さいね。
めんどくさいと感じる人ほど早めの荷造りを
荷造りの期間は余裕を以て1ヶ月はほしいです。
やろうと思えば1週間でもできなくはないですが、仕事や学校があるなか、1日の中で荷造りのためにまとまった時間をとるのは難しいです。
「やりたくない」という気持ちが勝ってしまい、なかなか手がつけられない状態になってしまいます。
1ヶ月あれば、例えば「今日はキッチンまわりだけ」など計画的に進められるので、手をつけるハードルも下がります。
めんどくさいと感じる人ほど、長期間かけて少しづつ進めていきましょう。
荷造りが間に合わないとどうなる?
追加料金が発生する
もしくは最悪の場合、
日程変更の可能性
荷造りが終わってないと、引っ越し業者に荷造りを手伝ってもらうことになるので追加料金が発生します。
それでも時間までに間に合わない場合は、引っ越し日の変更を提案される場合もあります。
繁忙期(1月〜4月)の場合は引っ越し業者もスケジュールがパンパンなので、すぐの日程は難しいかもしれません。
荷造りが間に合う自信がなければ荷造りから手伝ってもらう引っ越しプランを利用しましょう。

荷造りは業者がきたタイミングで8〜9割終わっていれば大丈夫です!
荷造りを始める前に準備すること
実際の荷造りを始める前に準備すること・確認することをお伝えします。
荷造りのために必要なアイテムを揃える
以下のアイテムを用意しておきましょう。
・ダンボール箱
・緩衝材
・新聞紙
・圧縮袋
・ビニール袋
・太めの油性ペン
・はさみ、カッター
・テープ
新居での収納場所を確保
新居での収納スペースを事前に確認して、置く場所を確保することで、荷物の整理や収納がスムーズに行えます。
効率的な荷造りの手順
効率的な荷造りのお作法を順を追って紹介します。
必要なものを整理し、持っていくものを選びましょう。持っていくものを決めることで、無駄なものを持っていかずに済みます。
全てを持っていくと引っ越し費用がかかってしまったり、ダンボールも足りなくなる恐れも出てきます。
STEP1で持っていかないものはこの際、処分してしまいましょう。捨てる以外にも売ってお金にする事ができたら、引っ越し費用にも当てられます。
フリマアプリで売る
リサイクルショップに持っていく
出張買取サービスを利用
人に譲る
寄付する
居間・キッチン・洗面など箱詰めする単位をお部屋のグループごとに分けます。こうすることで新居で荷解きをするときにいろんな箱を開ける手間が省けます。
STEP3でグループごとに分けたら、さらに荷物をカテゴリー分けします。
こうすることで、より新居での片付けがしやすくなります。
分け方は「テレビまわり」「クローゼットの中」など場所毎や「新居も旧居と同じレイアウトで配置する荷物」などやりやすい方法で分けます。
荷造りを始めましょう。荷造りの順番は「使用頻度が低いもの」から荷造りをしていきます。
ここ1ヶ月使用してないもの→日常生活で滅多に使用しないもの(3週間前)→日常生活で時々使用するもの(2〜1週間前)→日常生活で使用するもの(3日前〜前日)
荷造りのテクニック



ここでは3回引っ越し経験のある私が荷造りのテクニックをお伝えします。
意外と知らない荷造りあれこれ
段ボールの使い分け
ダンボールは大きいサイズと小さいサイズがありますが、実は小さいサイズの方が作りは丈夫です。
衣服や布製品など軽いものは大きいダンボール、食器や本、CDなど重いものは小さいダンボールと使い分けましょう。
ダンボールに品名と運ぶ場所を書く
ダンボールに何が入っているのか「モノ」を書くのは、よくやると思いますが、新居で運ぶ場所も一緒に書いておきましょう。
新居で荷物を運び込む際、置き場所がわかりやすく、業者の方にも指示を出しやすいです。
当日使うものは一つのダンボールにまとめておくと便利
前日〜当日の朝の間に使うものは使用頻度が高いものなので、新居でもすぐに使うものです。
カテゴリー関係なく一つにまとめておくといろんなダンボールを開ける手間が省けて便利です。
ダンボール箱の補強
段ボールの底にも十字でテープを貼りましょう。こうすることでそこが抜けにくくなります。※ただし、詰めすぎは注意です。
フタはギリギリまで閉めなくていい
引っ越し当日に「あ、これも入れなくちゃ」と後から出てくることは結構あります。
その時に段ボールのフタを閉めてしまっていると、また開けたりと手間なので、引っ越し当日までフタはしなくて大丈夫です。



フタを閉めるのは引っ越し業者さんも手伝ってくれます。
ダンボールに詰めなくて良いもの
布団や大型家具家電、衣装ケースに入った衣服はそのまま運んでくれるので、ダンボールに入れる必要はありません。
もし、迷うようなら引っ越し業者に確認しましょう。
トラブル回避するための荷造りのポイント
割れ物の梱包
食器などの壊れやすいものやパソコンなどの貴重品は緩衝材で包むなどしましょう。
引っ越しが決まったら、自分宛の荷物に入っているクッション材などを保管しておくと便利です。
荷物を梱包する前に、中身の状態を写真に撮っておく
引っ越し後、荷物にキズがついていたりした場合に、引っ越し業者へ報告するための証拠となります。
キズがつきやすいもの、壊れたら困るものは梱包前に状態を写真で撮っておきましょう。
箱詰めした段ボールの置き場所
直射日光の当たらない場所で、可能なら1箇所に集めましょう。
ダンボールは縦に重ねると倒れる危険があるので、重ねるとしても3段まで。できるだけ横に置いていきましょう。
自分で運んだほうが良いもの
次のものはダンボールへ詰めず、できれば自分で運びましょう!
①財布
②印鑑
③ノートPCやモバイルバッテリー
④引っ越し関係の書類
⑤ゴミ袋
⑥軍手
⑦カッター
⑧雑巾
⑤〜⑧は新居での引っ越し作業ですぐ使うものなので、自分で運ばないにしても、ダンボールに一つにまとめておきましょう。
荷ほどきの手順
新居に引っ越した後の荷解きの手順です。
家具などを置いてしまうとなかなか掃除ができないので、搬入前に軽く水拭きしておきましょう。
ダンボールに書いた場所に運んでもらうようにお願いしましょう。
順番は当日使うものから使用頻度が高いもの順に荷解きしていきましょう。
少しでも引っ越しを作業を楽にするコツ
一人暮らしを始める時に、荷造りは避けて通れないものです。しかし、荷造りはめんどくさいと感じ、ついつい後回しにしてしまいがち…
少しでも荷造りのハードルを下げるために以下のポイントをまとめました。
・荷造りは長期間で計画を立てて少しづつ進める
・新居には必要なものだけを持っていく
まとまった時間がなかなか取れない事が多いと思うので、一日に少しずつ荷物をまとめるようにすると、最終的にはスムーズに荷造りを完了することができます。
あれもこれもと不必要に持っていこうとすると、荷造りに時間もかかってしまいますし、費用もかさみます。新居には必要最低限のものを持っていきましょう。
荷造りの前にやること
・新居に持っていくものをリストアップし、収納スペースが十分にあるのか確認
・荷造りに必要なアイテムの準備
新居で必要な家具家電や日用品をどこまで揃えるか知りたい方はこちらの記事にまとめてます!


荷造りの手順
荷造りの順番は、
ここ1ヶ月使用してないもの→日常生活で滅多に使用しないもの(3週間前)→日常生活で時々使用するもの(2〜1週間前)→日常生活で使用するもの(3日前〜前日)



荷解きはその逆です!
荷造りは新しい生活に向けての準備であり、新しい出会いや体験を楽しむための大切なステップです。面倒くさいと感じるかもしれませんが、上記のような方法を取り入れることで、スムーズに荷造りを完了することができます。
一つ一つの荷物を大切に扱い、新しい生活を楽しみましょう。